災害時の大革命!
~「自転車」+「浄水器」+「新製品」=「発電」+「生活水づくり」~
普段使いの用具で、災害時を乗り切る!
新製品の特許取得者・佐々木勉(滋賀県大津市)と開発・マローエ業(株)(滋賀県草津市)は、従来の自転車と浄水器固定式とは違い、普段使いの多段式自転車を、スマホ充電などの発電機に使用し、据置型浄水器を活用して「お風呂やプールの水」を生活水などに変える「新製品・動力取り出し装置~水十電気ツクール~」について、特許を取得し試作機を開発しました。
東日本大震災では、約466万戸が停電し復旧に3ケ月以上、約200万戸以上が断水し復旧に最長50日、かかったと言われています。このように、災害が起きると停電や断水が発生し、スマホなどの電池切れでのコミュニケーション不安や、生活水の確保などが大きな課題となっています。特に、南海トラフ地震は、今後30年以内に発生する確率が【80%程度】と予測されており、被害が広範囲に及ぶことが懸念されています。このため、国や地方行政の「公助」に頼るだけでなく、地域の助け合いの「協助」や、個人の備えの「自助」に、役立つのがこの革新的なシステムです。
いつも使っている「多段式自転車」と「浄水器」で、お風呂の水やプールの水をろ過して生活水とします。「新製品・動力取り出し装置」に組み込まれた発電装置で、スマホの充電なども可能です。普段使いの自転車や浄水器を活用するため、特殊な自転車や浄水器を個別に備える必要がなく、管理者や置き場所、メンテナンスの心配も不要です。
この「新製品・動力取り出し装置」は、多段式自転車(27インチ又は26インチ)の一番大きなギアにチェーンを装着し、発電機とポンプを稼働させます。この装置を荷台に蝶ネジで固定するだけで、工具は一切不要です。説明書を参考にセットすれば、わずか5分で完成します。また、据置型浄水器も専用アダプターを使って簡単にポンプに接続可能です。
「いつ発生するか分からないが、必ず起きる災害」に備えるためには、普段の生活で使用している物が活用できれば最良です。このシステムはで、その課題に取り組み、解決して、安心を提供することができる新しい選択肢を考案しました。家庭用浄水器の研究・開発に40年もの情熱を注いできた発明者・佐々木勉が、新しい災害対策システムの特許を取得し、マローエ業(株)が試作機を完成させました。
この装置は、自転車の後輪を「ハズミぐるま」として利用するため、高齢者の使用も可能です。ペダルを漕いで発電や造水の作業に取り掛かることで、「助けを待つ」ところから、「自ら復興を目指す」という気持ちが湧いてくるのではないでしょうか!
動力取り出し装置の紹介
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