2月のサポートテーマ
マロー工業は「健康経営優良法人(健康経営優良法人 中小規模認定)」の認定を毎年取得しております。
特に優良な健康経営を実践している企業・法人を顕彰する制度です。
その取り組みの一環としてアクサ生命より健康経営のアドバイスを受け社内に周知しています。
2月テーマは『”冬の血圧トラブルにご用心”』です。
なぜ気温が下がると血圧が上がるのか?
血圧上昇のメカニズム: 外気温が下がると体は熱を保持しようとして血管を収縮させます。 血管が狭くなると、血液が通るための空間が狭まり、結果として血圧が上昇することがあります。冬は血圧が上昇しやすく、高血圧になりやすいです。冬の血圧上昇は、ヒートショックなどの危険な状態を引き起こす可能性があるため、1年のなかでとくに注意が必要といわれています。
モーニングサージって??
夜に血圧が下がり、その反動で朝に血圧が上昇する現象を「モーニングサージ」と言います。冬の朝は、暖かい場所から寒い場所に移動するときにモーニングサージが起こりやすいと言われています。朝一番のトイレやお風呂のとき、新聞を取りに行くとき、ゴミ出しのときなどは注意する必要があります。また、モーニングサージは晩酌が習慣化している人に起こりやすいともいわれているので、晩酌をする人にも特に注意が必要です。
温度差、寒暖差への対策
冬特有の血圧上昇を予防するには、まずは急激な温度変化を避けることが大切。以下の対策で、冬に起こりやすい「急激な寒暖差」にさらされる機会を減らしてみましょう。
・居間や寝室だけでなく、トイレや脱衣所、浴室も暖める
・入浴時はお湯の温度を40℃以下に設定し、熱いお湯の使用を避ける
・急に動くと血圧が上昇しやすいので、起床時はゆっくりを起き上がりましょう
・屋外に出るときは防寒対策する
高血圧や血圧が高めの人は、急激な寒暖差による血圧上昇も起こりやすく、ヒートショックのリスクも高まります。高血圧の予防や改善のためには、食生活や生活習慣、運動習慣の見直しが必要です。食生活でまずできることは
「減塩」です。調味料を工夫するなどして、減塩に励みましょう。油っぽいものや甘いものの食べすぎ、暴飲暴食なども高血圧の原因です。タバコと睡眠不足も高血圧のリスクを高めますので、喫煙習慣がある人は禁煙を試みましょう。
寒い季節になってきます。感染症も増えてくるこの季節。体を大切に管理しましょう。